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2015年度入試センター 地理B第6問 地理A第5問 (ともに本試験) 解説

地理B第6問・地理A第5問(共通問題) 地域調査(北海道富良野市)

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今年度も地理B・A共通問題でしたね、地域調査に関しては・・・

北海道富良野市ですが、ここもなかなか有名な地です。

 

問1

地図記号と等高線をもとにして、地図を読む問題ですね。これは結構簡単です。

まずこの中であっているのは(2)だ。(1)はP(美馬牛)駅を出発しQ(上富良野)駅に向かって進む際、畑は見えるが市街地は見えない。(3)はR(ラベンダー畑)駅到着直前に建物どころか田んぼしか見えないはずだ。(4)はR(ラベンダー畑)駅からS(富良野)駅にかけてみられるものはほかでもない、ラベンダー畑だ。

この問題、等高線が読めないと、一見(2)も違うように見えるが、惑わされないように注意して解いてほしい。

 

問2

この地の気候さえわかれば簡単です。富良野は雪国です。雪国出身者なら必ずわかるんじゃないでしょうか?

まず(1)だが、これは太平洋側など、雪が積もらず晴天が続く地では有用だ。(2)は信号機に雪が積もる面を少しでも少なくしようと試みたものだ。(3)は豪雪地では、道路の位置が雪によってわからなくなることがある。その際、安全に除雪できるようにしてあるものだ。(4)はホース取付け部が高くなければ雪に埋まってしまうためだ。

 

問3

地図比較ですね。頭の中で重ね合わせれば、簡単に見えてきます。立体視したら見えるかも・・・?笑

今回も同様に適当でないもののみ解説するが、(2)が適当ではない。というのも旧河道は地盤が緩く、建物を建てるのは難しいからだ。そのため農業用地として転用されることが多く、実際そうなっているはずだ。

 

問4

今回の厄介者ですね。頭の中でどうも処理が追いつかなくなるんですよね、こうなってくると。単純にお前が歳をとっただけ?あ、はい・・・

図1のY地域の土地利用と、図3をきちんと重ね合わせなければならない。今回はなかなか厄介なので全ての番号に解説する。この問題では、盆地と丘陵部という言葉が出てくるが、盆地はY上の南西部、丘陵部は北東部であることを地形図から読み取ってほしい。

(1)だが、これは正しい。地形図と重ね合わせてみてもわかるが、盆地にコメ農家が集中していることがわかる。(2)は、間違っている。大規模な灌漑を必要としないことは否定しないが、別に丘陵部だけでなく盆地にも見られている。(3)だが、これは正しい。(4)も正しい。Y南東部に広大な集落らしきものがあるだろう。そこの大部分が自衛隊になっている。

 

問5

これは基礎中の基礎なので特に解説もいらない気がします。知識がなければ解けないでしょう。

サは落葉広葉樹だ。常緑広葉樹は葉が厚く、温暖な気候の地域に生息する木にみられる(オリーブ・コルクがしなど)。葉は寒さに弱いため、寒い地域に生息する樹木は落葉する。

シは上昇だ。ここに関してはご自身で計算してみてほしい。計算方法だけ掲載しておくので。

自給率の計算方法:(国内生産量÷国内消費量)×100=自給率(%)

 

問6

グラフ問題ですね。これは歴史がどうあったかがきちんと記されているのがまだありがたいところです。

まず(1)だが、これは正しい。1月をピークとみると、70年度に比べ80年度では倍以上になっていることがわかる。(2)も正しい。7月ごろにピークを記し始めたのは90年度からである。

(3)だが、これが間違いだ。仮に夏季を7~9月、冬季を1~3月として計算してみよう。以下の数字は大まかな数だが、7月が40万、8月が30万、9月が15万、合わせて夏季は85万であるのに対し、1月が25万、2月が20万、3月が25万、合わせて冬季70万である。倍には程遠い結果ではないだろうか。

(4)は正しい。

 

総評

今年も地理B・Aともに共通問題として地域調査だったんですが、なかなか面白い問題ですね。特に車窓から見える景色とか、この地ならではでしょうね。変なところだと進行方向左右で車窓から見える風景全く違ったりしますからね(笑)

それにしても、問6とか、面白いですね。こういう問題が作れるようになりたいものですw

 

 

 

上記スライドの27~34ページが地理B・第6問です

 

 上記スライドの23~30ページが地理A・第5問です

 

 

 ※あくまでも個人的見解において述べております。万が一解説に不備がございましても一切の責任は負いかねますので、予めご了承ください。